当院ではワンコインで手軽に動脈硬化の進行度合い(血管年齢)をチェックできる、血圧脈波検査を導入しております。
ご自身の血管年齢を知る事は、脳梗塞、心筋梗塞などの動脈硬化の進行によって引き起こされる病気の予防に非常に重要です。
血管伸展性(血管年齢)検査: 500円(自費・税込)
(閉塞性動脈硬化症(疑)の方などは保険が適応され、 3割負担の方で350円程度です。 )
◆検査方法① 検査室でベッドに横になります。 ◆検査所要時間検査にかかる時間はおよそ10分程度です。 |
動脈とは、心臓から送り出される血液を体の隅々まで送る血管の事です。動脈は酸素や栄養素を運ぶ重要な役割を持っており、通常は体の中の各臓器に必要な血液を送るのに、十分な太さや柔らかさがあります。加齢や様々な危険因子によって、この動脈の壁が厚く、硬くなって弾力性(しなやかさ)が失われるのが動脈硬化です。
動脈硬化にはいくつかの種類があります。
動脈の内側に血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)や中性脂肪などのプラークが付着、蓄積することによって血管が細くなるタイプでは狭心症が起こります。
プラークが破綻してそこに血栓(血の塊)ができてしまうと、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの命に係わる合併症を引き起こします。
脳や腎臓の中の細い動脈が硬化してしまう細動脈硬化は、加齢や高血圧が原因で起こります。これが進行すると血管が破裂して脳出血に至る恐れがあります。
動脈硬化は、喫煙・コレステロール・高血圧・肥満・運動不足などの危険因子が重なることによって発症しやすくなります。